旧国宝とは何ですか?

日本ではもともと、1929年(昭和4年)に制定された「国宝保存法」に基づき、「重要文化財」と「国宝」を区別することなく、すべて「国宝」に指定していました。しかし、1950年(昭和25年)に「文化財保護法」が新たに施行されたことにより、それまでの国宝はいったん重要文化財と見なし、その中からより価値の高い文化財を選んで、改めて国宝に指定したのです。この文化財保護法以前の国宝が、現在「旧国宝」と呼ばれています。
日本ではもともと、1929年(昭和4年)に制定された「国宝保存法」に基づき、「重要文化財」と「国宝」を区別することなく、すべて「国宝」に指定していました。しかし、1950年(昭和25年)に「文化財保護法」が新たに施行されたことにより、それまでの国宝はいったん重要文化財と見なし、その中からより価値の高い文化財を選んで、改めて国宝に指定したのです。この文化財保護法以前の国宝が、現在「旧国宝」と呼ばれています。