第1回
好きな日本刀(前編)
刀剣女子のライター達による座談会。記念すべき1回目となる今回のテーマは「好きな日本刀」について!普段から様々な日本刀に触れているライター達が、実在する名刀や「隕石」で作られた刀剣など、それぞれが「推し」の刀について語ります!

今回の参加者
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つばめ
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みそ
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青虫
今いちばん欲しいのは、素剣、梵字入りの「嫁入り短刀」。日本刀の中では、短くてお手入れをしやすそうだし、刀袋も美しいし、あらゆる敵から守ってくれそうだから。法学部卒で歴史が好きな自称癒し系お姉さん。
参加したテーマ
執筆した刀剣広場のブログ記事
名前の由来は愛知県(味噌の国)出身から。
多趣味なためネット上では様々な名前を使い分けて活動している。最近は出前アプリを使い、ひとりで二人前以上のご飯を食べるのにハマっている。推し刀工は「水心子正秀」。
執筆した刀剣広場のブログ記事
好きなものはイタリア美術と日本刀と仏像で、推し刀工は「郷義弘」。大学でイタリア語を学ぶうちにイタリア美術だけでなく日本の歴史や美術にも強い関心を持つように。強い沸や匂の付いたしっとりきらきらとした刀身が大好き。
執筆した刀剣広場のブログ記事
30体ほどのトランスフォーマーに囲まれて暮らす洋画ファン。刀剣ワールドがきっかけで日本刀にも興味を持ちはじめ、現在は日々是精進で勉強中。すらりとした刀身にシュッとのびた鋒/切先が好み。いつか1振手に入れたい。
参加したテーマ
執筆した刀剣広場のブログ記事
日本美術と読書をこよなく愛し、甘い物に生きる糧を得て日々邁進。
趣味は美術館や寺社仏閣めぐりで、将来は自分で仏像を作るのが夢。
日本刀は刀装の彫刻や象嵌などから興味を持ち、今は刀剣の展覧会にも足繁く通うように。平安時代的な腰反りのある細い姿の太刀が好みです。
参加したテーマ
執筆した刀剣広場のブログ記事
ジャンルを問わず音楽が好きで落語鑑賞も少々。大阪の某大学文学部卒で関西出身だが、現在は織田信長ゆかりの某所在住。誕生日が「本能寺の変」と同じ日付(旧暦)のため、何かご縁があるのではと思っている。旅行が好きで、新たな日本刀との出会いを求めて、滞在先の博物館や美術館を巡るのも趣味。最近直刃の魅力にも気付き始めた。
参加したテーマ
執筆した刀剣広場のブログ記事
刀剣歴女めざして修業中。まずは落語、講談、浪曲に登場する刀剣シーンに親しむことから始めた軟派。太刀や打刀より、刀身の短い小太刀が可愛くて好み。
第1回
刀剣女子のライター達による座談会。記念すべき1回目となる今回のテーマは「好きな日本刀」について!普段から様々な日本刀に触れているライター達が、実在する名刀や「隕石」で作られた刀剣など、それぞれが「推し」の刀について語ります!
第2回
前回の座談会では、それぞれの「推し刀剣」について熱く語り合った刀剣女子のライター達。 今回はその「後編」として、別のライター達が好きな日本刀をご紹介! 「十人十色」とはよく言ったもので、それぞれのお気に入りポイントは様々。本座談会では、それぞれの推し刀剣にはどんなところに魅力があるのか、皆で探っていきます!
第3回
今回は、「そもそも日本刀とは何か」という基本的なテーマについて語ります。 日本刀に興味を持った方なら、きっと誰もが行き当たるこの命題。刀剣好きなライター達は、どのように捉えているのでしょうか。 また、日本刀と刀は似て非なる物? たくさんある日本刀の種類とは?さらに日本刀と西洋の剣の違いについて、トークしていきます!
第4回
日本刀が好きならば、しっかりと知っておきたいのが「日本刀の鑑賞ポイント」です。 日本刀に詳しい刀剣ワールドのライターさん達は、一体、日本刀のどの部位に注目して鑑賞しているのでしょうか。ここに気付けば、もっと日本刀が好きになる、深くて楽しい「日本刀の鑑賞ポイント 姿」をお伝えします。
第5回
5回目となる座談会、今回のテーマはずばり「刃文」です。日本刀を深めていく中で最も難しい分野とも言われる刃文について、刀剣女子ライター達の目線で語られます。そもそも刃文とは何なのかという疑問から、刃文の種類についてポイント毎に解説していきます。
第6回
日本刀における3つの鑑賞ポイントのうち、第4回では「姿」、第5回では「刃文」についてお話してきた本座談会。その最後となる今回のテーマは、刀身に施されている「地鉄」(じがね)です。「そもそも地鉄って何?」、「地鉄の種類ってどんなものがあるの?」といった地鉄にまつわるあれこれを刀剣ワールドのライター陣でトークしながら、分かりやすくご説明します。
第7回
これまでの座談会で話してきた「姿」、「刃文」、「地鉄」の3つからなる鑑賞ポイントに加え、実は、日本刀にはさらに鑑賞するべきポイントがあるのです。今回は、そのひとつである「刀身彫刻」と「樋」をご紹介します!奥深い刀身彫刻と樋の世界へ、刀剣女子達と共に行ってみましょう!
第8回
これまでの座談会では、「日本刀の鑑賞ポイント」に焦点を当てて「姿」、「刃文」、「地鉄」、「刀身彫刻・樋」について話してきました。今回は、鑑賞ポイントの最後のテーマ、普段はあまり注目されることがない「茎」(なかご)のなかでも、最も重要な「銘」について、刀剣女子達が熱く語り合います。銘とは一体、なんなのか?刀剣女子達とともに銘の面白い鑑賞ポイントを見ていきましょう!
第9回
「刀剣女子の座談会」も第9回を数えることとなりました!今回は「日本刀の刀装具」と題して、日本刀の外装にあたる「刀装具」(とうそうぐ)について語っていきます。刀身そのものが高い美術的価値を有する日本刀ですが、刀装具が持つ個性や美しさも決して引けを取りません。今回は、そのなかでも「鍔」(つば)をピックアップ!鍔の大切な役割や、豊富な種類、注目したいデザインについて迫ります。
第10回
日本刀には、日本刀が経てきた変遷、発展の経過という歴史があります。もっと日本刀を好きになりたいのなら、日本刀がいつ誕生して、どんなところが進化して、現在に至るのかをきちんと知ることが肝心です。刀剣女子のライター達といっしょに、日本刀の歴史を探求しましょう。
第11回
優れた刀剣をはじめ茶器や絵画などの美術品は、古来より権力者のもとに集まりやすかったと言います。大河ドラマ「どうする家康」でも話題となっている「徳川家康」も、数々の逸話を持つ美術的価値の高い刀剣を所有しました。そこで「刀剣女子の座談会」は第11回「徳川家ゆかりの日本刀」をテーマに開催。今回、座談会の様子を刀剣ライターの甘味(かんみ)がお伝えします。刀剣女子のライター達と一緒に、徳川家の日本刀を探求しましょう。
第12回
皆さんが「日本刀の刀装具」と聞いて思い浮かべる部位には、どんな物がありますか?「柄」(つか)や「鍔」(つば)など様々な物がありますが、「三所物」(みところもの)と呼ばれる①「目貫」(めぬき)・②「小柄」(こづか)・③「笄」(こうがい)という3点の刀装具については、意外と知られていないかもしれません。12回目となる「刀剣女子の座談会」では、刀装具の中でも少しニッチな部位である三所物について、刀剣ワールドライター皆で掘り下げてみました。その模様を刀剣ワールドライター・ふくぷくがお伝えします。
第13回
「日本刀」は武器として重要視されたばかりでなく、刀身自体の美しさから美術品としても人々の心を捉えてきました。この日本刀を保護する役割を持つのが外装である「拵」(こしらえ)です。拵には、「日本刀を保護する」、「日本刀を安全に携帯し、自由に扱う」という実用性以外にも、「武士の権威を示す」という意味もあり、そのデザインには持ち主の好みと、武運・繁栄への願いが反映されました。今回は、そんな拵のなかでも刀身を収める「鞘」(さや)にスポットを当てて、「刀剣女子の座談会」を開催。どんな話題で盛り上がったのかご注目下さい!
第14回
こんにちは!「第14回 刀剣女子の座談会」の執筆を担当する、刀剣ライターのつばめです。今回のテーマは、「日本刀の歴史 古刀」。日本刀の歴史は、「古刀」、「新刀」、「新々刀」、「現代刀」の大きく4つに区分されています。まずは、古刀をテーマに「刀剣女子の座談会」を開催しました!
第15回
日本刀は、戦闘様式の移り変わりに合わせて姿を変えてきました。その区分は大きく「古刀」(ことう)、「新刀」(しんとう)、「新々刀」(しんしんとう)、「現代刀」(げんだいとう)に分けられます。「刀剣女子の座談会」第15回のテーマ・新刀は、戦国時代末期から江戸時代にかけて発展しました。この時代は、交通手段の発達を背景に、刀工らが修業や活躍の場を求めて全国各地に移動しています。このため、新刀は各地の伝法が交ざり合いながら進化したのです。そんな新刀の歴史と魅力について、刀剣女子のライターが語り合った「日本刀の歴史 新刀編」は、行動力あふれる刀匠や、個性的な名刀の話題で盛り上がりました!
第16回
第14回から日本刀の時代区分となる「古刀」(ことう)、「新刀」(しんとう)と座談会を開催してきました。第16回は時代区分の最後、「日本刀の歴史 新々刀編」になります。武士の戦闘方法によって変化してきた刀剣の姿、そして良く斬れる丈夫で折れない刀作りに挑戦してきた刀工達。「新々刀」(しんしんとう)の時代となる幕末は、どんな刀工が生まれ、どんな刀作りを目指したのか一緒に見ていきましょう!
第17回
第14~16回の座談会では、「古刀」、「新刀」、「新々刀」と時代で日本刀を分類し、それぞれの歴史や特色などについてお話ししました。17回目の今回は、日本刀を分類するもうひとつの方法であり、5つの主な生産地における作刀伝法の「五箇伝」(ごかでん)をテーマに開催。五箇伝は5つあるので2回に分けてお送りする予定ですが、今回はその第1弾として、①「大和伝」(やまとでん)と②「山城伝」(やましろでん)の2つをピックアップ!各伝法で作刀された日本刀の中で、本座談会に参加した刀剣ワールドライター、それぞれのお気に入りを紹介しました。そうすることで見えてきた大和伝と山城伝の魅力とは?刀剣ワールドライターのふくぷくがお届けします。
第18回
「日本刀」は日本各地で盛んに作刀されましたが、特に有名な生産地は、「五箇伝」(ごかでん)と呼ばれる5つの伝法を発展させた地域です。それは、「大和伝」(奈良県)、「山城伝」(京都府)、「備前伝」(岡山県)、「相州伝」(神奈川県)、「美濃伝」(岐阜県)の各地を指しています。前回、「第17回 五箇伝とは①」にて、大いに盛り上がった大和伝、山城伝に引き続き、今回は備前伝、相州伝、美濃伝について熱いトークが展開されました。それぞれの伝法の特徴を追いながら、刀剣ライターが注目する日本刀について見ていきましょう。
第19回
こんにちは!「第19回 刀剣女子の座談会」の執筆を担当する、刀剣ライターのつばめです。今回のテーマは、「日本刀の切れ味」。日本刀の切れ味は凄まじいとよく言われますが、本当のところは、どうなのでしょうか。今回は、日本刀の切れ味をテーマに「刀剣女子の座談会」を開催しました!
第20回
日本刀に興味を持ち始めたら、本物を観たくなるもの。気軽に観ることができる場所は、美術館や博物館、城郭内で城主の愛刀を展示しているところなど、身近にあります。とは言え、1振の日本刀には多くの部位があり、各部位に聞き慣れない名称がついていますし、それぞれが多彩な魅力と情報を持っていて、刀剣ビギナーは受けとめきれないほどです。そこで「刀剣女子の座談会」第20回は「刀剣鑑賞の仕方 入門編」をテーマに、刀剣女子のライターが、刀剣鑑賞のマナーや準備をはじめ、鑑賞ポイントなど、知っていると、より深く日本刀を楽しめるコツを情報交換しました。
第21回
第21回「刀剣鑑賞の仕方[上級編]」では、刀剣を自分の手で持って鑑賞する際のマナーについて話し合いました。日本刀の鑑賞には「鑑賞の作法」があり、見せてもらう日本刀研究会や同好会によっても様々なルールがあります。けれど作法やルールと聞くと「難しそう」、「堅苦しい」などと不安に感じて、参加しにくい方が多いのも事実。そこで刀剣初心者からスタートしたライターだからこそ語れる、日本刀鑑賞のポイントについて対談しました。
第22回
第22回「刀剣鑑賞の仕方[入札鑑定編]」では、「入札鑑定」(にゅうさつかんてい)について対談しました。「茎」(なかご)にある銘を隠した状態で日本刀を鑑賞し、どんな刀工が作刀した日本刀なのかを当てる勉強法が入札鑑定です。今回は、入札鑑定を覚えたての刀剣ライターが、入札鑑定の大まかなルールやコツを話し合いました。