大河ドラマ「豊臣兄弟!」のキャスト

「豊臣兄弟!」直役の代役になった「白石聖」さんとは? - ホームメイト

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「白石聖」(しらいしせい)さんは、2026年(令和8年)放送のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」に「直」(なお)役として出演します。白石聖さんが演じるのは「仲野太賀」(なかのたいが)さん演じる主人公「木下小一郎」(きのしたこいちろう:のちの「豊臣秀長」[とよとみひでなが])の幼なじみであり、初恋の人。「豊臣兄弟!直役の代役になった『白石聖』さんとは?」では、「永野芽郁」(ながのめい)さんの代役を務めることとなった若手実力派女優の白石聖さんについて紹介しています。

「豊臣兄弟!」で直の代役を務める白石聖さんの経歴

白石聖さんのプロフィール

白石聖さん

白石聖さん

白石聖さんが芸能界に入ったのは、高校2年生の夏休みに原宿駅(東京都渋谷区)周辺でスカウトされたことがきっかけです。

事務所に所属後、2016年(平成28年)にドラマ「AKBラブナイト 恋工場」で女優デビュー。そして、2017年(平成29年)に人気漫画を原作とした配信ドラマ「I”s」(アイズ)のヒロイン「葦月伊織」(よしづきいおり)役に、約700名のオーディション参加者から選ばれました。

2018年(平成30年)にスタートさせたラジオ番組「白石聖のわたくしごとですが…」のパーソナリティを務め、翌年2019年(平成30年/令和元年)に結婚情報誌「ゼクシィ」の12代目CMガールに起用されるなど、順調に芸能キャリアを積んでいきます。特に、ゼクシィは「美少女タレントの登竜門」とも言われており、同CMにより白石聖さんは広く知られるようになりました。

そして2025年(令和7年)5月、これまで所属した芸能事務所からの移籍発表ののちに、永野芽郁さんに代わって「豊臣兄弟!」への出演も発表されたのです。

白石聖さんの代表作

「I”s」

白石聖さんに注目が集まった作品に、2018年(平成30年)に配信されたドラマ「I”s」があります。同作は、1997~2000年(平成9~12年)まで少年誌で連載され、現在は連載終了しているものの2019年(平成30年/令和元年)の時点で累計発行部数1,000万部を突破するほどの人気作品です。

白石聖さん演じる高校生の葦月伊織は、大人しく控えめだけれど芯のある少女。そして同い年の主人公に淡い恋心を抱いていました。

そんな白石聖さんのヒロインとしての可憐な演技は、根強い原作ファンを納得させるものだったと言います。ドラマの脚本や時代設定など、原作に沿って丁寧に制作されたこともあり、同作はファンだけではなく原作者からも高く評価されているのです。

時をかけるバンド

「時をかけるバンド」は、韓国のオリジナル脚本「追赶时间的乐队 written by 李秀雅」をもとに、日本人クリエイターとキャストで再構成した配信ドラマです。同作は日本・中国の共同制作であり、アジア諸国で各国版のドラマとしてリメイクされ配信、及び放送される大型プロジェクトになります。

白石聖さんが演じるのは、メジャーデビューを目指す3人組ガールズバンド「ちゃあはん」のリーダー的存在「江花有希」(えばなゆき)です。バンドでの担当はボーカル。所属事務所の育成契約の継続をかけたオーディションに不合格となった「ちゃあはん」は、事務所社長から在庫のCDを3日以内にすべて売り切らなければ契約を解除されてしまいます。そこに未来からやってきたと自称する音楽プロデューサー「亮」(りょう)が現れ、「ちゃあはん」を指導し、共に奮闘してくれるのです。

白石聖さんの演じる江花有希は、まっすぐで熱くなりやすい性格。加えて言葉遣いもあまり良くありません。同作では、これまで清楚なイメージの強かった白石聖さんが新たな役に挑戦する姿を見ることができます。

白石聖さんが演じる直と、豊臣兄弟の関係性

白石聖さんは、木下小一郎とその兄「木下藤吉郎」(のちの[豊臣秀吉])の故郷である尾張国中村(現在の名古屋市中村区)に住む土豪の娘・直役を務めます。直と木下小一郎は、同い年の幼なじみ。男勝りな性格の直でしたが、実は密かに木下小一郎のことを慕っていました。

豊臣秀長

豊臣秀長

豊臣秀吉

豊臣秀吉

しかし、兄・木下藤吉郎が「織田信長」に仕え出世を目指すようになると、木下小一郎もそれに伴い故郷である尾張国中村を離れるときがきます。歴史の大きな波に入り込み、遠くに行ってしまう木下小一郎を思う切ない役どころを、白石聖さんはどのように演じるのでしょうか。