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刀剣を訪ねて

日本には、刀剣を展示している施設が各所にあります。日本刀は一目見るだけで、その美しさを感じられる魅力的な美術品。ゲームや漫画にも登場し、幅広い世代に人気が広がるようになりました。刀の展示には、多くの人が集まります。
こちらでは、「刀剣博物館」（東京都墨田区）をはじめとする刀剣展示施設についてまとめました。各館の概要の紹介はもちろん、所蔵している日本刀も画像付きで解説しています。さらに、学芸員さんへのインタビューも掲載。刀剣展示の工夫や刀鑑賞時のポイントなどについて、語って頂いています。

刀剣博物館

「刀剣を訪ねて」は、全国の刀剣を展示する施設を訪れ、その施設が所有する名刀を実際に拝見して魅力を発信するシリーズです。第1回となる今回は、東京都墨田区にある「刀剣博物館」。刀剣博物館は、刀剣愛好家なら誰もが知る刀剣類専門の博物館です。刀剣博物館とは、どのようなところで、どのような名刀と出会えるのでしょう。刀剣博物館で長年、刀剣の審査を務める学芸員の「井本悠紀」（いもとゆうき）さんにお話をうかがいました。

備前長船刀剣博物館

全国の刀剣を展示する施設を訪ね、その施設が所蔵している名刀を、実際に観賞してその魅力を発信するシリーズ「刀剣を訪ねて」。2回目となる今回は、「五箇伝」のひとつである「備前伝」の中心地として名高い備前長船にある、「備前長船刀剣博物館」（岡山県瀬戸内市）を訪れました。備前長船刀剣博物館は、華やかな備前刀を中心に、常時約40振の刀剣類を専門展示している他、敷地内にある、刀匠をはじめとする日本刀職人の工房で刀剣の作刀工程を見学することもできます。今回は、備前長船刀剣博物館で学芸員を務める杉原賢治（すぎはらけんじ）さんにお話をうかがい、所蔵している名刀の一部を紹介していただきました。

倉敷刀剣美術館

「刀剣を訪ねて」の第3回となる今回は、岡山県倉敷市にある「倉敷刀剣美術館」を訪れました。倉敷市は備中国（現在の岡山県西部）に属し、「青江」（あおえ）と呼ばれる刀工集団が活躍したところ。倉敷刀剣美術館は、どのような経緯で誕生し、どのような名刀と出会うことができるのでしょうか。倉敷刀剣美術館館長で、刀剣商「刀剣佐藤」の代表理事を務める「佐藤均」（さとうひとし）さんにお話をうかがいました。

九州国立博物館

「刀剣を訪ねて」の第4回は、福岡県太宰府市にある「九州国立博物館」を訪れました。古くから交易の玄関口として栄えた九州は、沖縄やアジア・ヨーロッパの国々と交流を深めてきた地域です。九州国立博物館には、そんな世界各国とのつながりを示す展示や貴重な収蔵品が数多く、その長い歴史を存分に感じることのできる施設となっています。今回は、九州国立博物館で主任研究員を務めている「望月規史」（もちづきのりふみ）さんにお話をうかがいました。

石切劔箭神社

「刀剣を訪ねて」の第5回は、大阪府東大阪市にある「石切劔箭神社」（いしきりつるぎやじんじゃ）の宝物館を訪れました。石切劔箭神社と言えば、御祭神（ごさいしん：神社で祀られている神）の御神威が、岩をも切り裂くほど偉大だと伝えられている神社。石切劔箭神社では、どのような名刀と出合うことができるのでしょうか。石切劔箭神社の権禰宜（ごんねぎ：神職）を務める「大守修司」（おおもりしゅうじ）さんにお話をうかがいました。