福岡市早良区にある「福岡市博物館」は1990年(平成2年)10月、地域の歴史と民俗を研究・展示する博物館として開館。常設展示では、アジアの人・物・文化の交流がもたらした特色ある福岡の歴史と、人々の暮らしを11のコーナーを通して紹介。黒田如水(官兵衛)ゆかりの福岡藩主・黒田家の資料を中心に展示している「黒田家名宝展示」のコーナーには、国宝 刀 名物「圧切長谷部」(へしきりはせべ)、国宝 太刀 名物「日光一文字」、「天下三名槍」のひとつに挙げられている大身鎗 名物「日本号」が展示されます。圧切長谷部、日光一文字の展示は時期によって異なりますので、詳細に関してはページ下部に記載の、 福岡市博物館公式サイトURLからご覧下さい。 日本号は常時観覧いただけます。
福岡県太宰府市にある「九州国立博物館」は、東京、奈良、京都に次ぐ4番目の国立博物館として2005年(平成17年)に開館しました。専門分野は日本とアジアの歴史。収蔵品は文化交流展示室(常設展示)と特別展示室で展示されており、文化交流展示室では、季節に応じた展示と作品保護の観点から、月に30~50点の資料の入れ替えを行ないながら常時800~900点がご覧いただけます。そのつど特別なテーマを設定したトピック展示を見ることも可能です。特別展示室では、年に4~5回の特別展が開催されています。
福岡県太宰府市にある「太宰府天満宮」(だざいふてんまんぐう)は、「菅原道真公」(すがわらみちざねこう)を祀る全国約12,000社ある天満宮の総本宮とされている神社です。道真公が学問に秀でていたことから「学問の神様」として広く知られています。社殿は「五間社流造」(ごけんながれづくり)で、桃山時代の豪壮華麗な様式。その右に配された「飛梅」(とびうめ)は、大宰府へ左遷された道真公を慕って一夜のうちに京から空を駆けてきたという「飛梅伝説」を持つ神木で、毎年春になると美しい花を咲かせています。