愛知県名古屋市中区栄にある刀剣博物館です。国宝・重要文化財や重要美術品といった貴重な刀剣・日本刀や、甲冑(鎧兜)など、大規模な展示を予定しております。
東建コーポレーション株式会社本社1階・2階にて、甲冑・刀剣(拵)・槍・薙刀・火縄銃を無料で公開しています。一番の見どころは甲冑展示。室町時代から江戸時代の甲冑である「当世具足」がずらりと並ぶ様子は非常に貴重で圧巻です。
名古屋市東区にある「徳川美術館」は、美術館と公園(徳川園)が一体となった、ゆったりとした造りの美術館です。館内は、各テーマに分けられた9つの展示室があり、名品コレクション展示室をはじめ、映像システム、複製(レプリカ)を中心に鑑賞できる展示室、建物が登録文化財となっている企画展示室など、質量ともにそろった美術品の数々がご覧いただけます。また、徳川家康の遺品として尾張徳川家に贈られた国宝の短刀「庖丁正宗」(ほうちょうまさむね)や、徳川家ゆかりの逸品が数多く収蔵されているのも特徴です。
熱田神宮宝物館には皇室をはじめ将軍、藩主、一般篤志家など幅広い層から寄進された文化財が収蔵されています。その数は約6,000点に上り、常設展では、毎月選りすぐりの宝物をすべて入れ替えて展示。収蔵作品の中で、国宝や重要文化財、愛知県指定文化財に指定されている物は178点です。熱田神宮のご神体が「三種の神器」のひとつ「草薙神剣」(くさなぎのみつるぎ)であることから、刀剣類の収蔵数は特に多く、名刀の宝庫。刀剣ファンならずとも一見の価値がある施設です。
愛知県犬山市にある「犬山城」は、江戸時代以前に建造された「現存天守」で、天守(いわゆる天守閣)が国宝に指定されている5城のうちのひとつです。
現在は、天守のみが残存しています。構造は、外観上は3階建ですが、内側は4階建となっており、これに2階分の地下がある「三重四階地下二階」で、天守の高さは約19m。「木曽川」のほとりに建つ様子を見た江戸時代の儒学者「荻生徂徠」(おぎゅうそらい)が、三国時代に「長江」のほとりにあったとされる「白帝城」(はくていじょう)になぞって「白帝城」と命名した逸話でも知られています。
織田信長・豊臣秀吉・徳川家康のいわゆる「戦国三英傑」とも因縁浅からぬこの名城は、戦国乱世を潜り抜けた城でもありました。
戦国武将を代表する「三英傑」のひとりであり、江戸幕府を開いた天下人「徳川家康」。その徳川家康が生まれた城が、愛知県岡崎市にある「岡崎城」です。
現在、岡崎城天守は「岡崎公園」のほぼ中央にあり、白亜の壁が印象的な歴史資料館となっています。各階ごとに定めたテーマに沿って展示されている貴重な歴史資料やジオラマシアターなどは見ごたえ十分。岡崎城の成り立ちについて、詳しく知ることができます。
また、岡崎城天守の北に位置する「三河武士のやかた家康館」も見逃せません。こちらは、5つのコーナーに分かれた常設展で、徳川家康の生い立ちから天下統一までを紹介。徳川家康を支えた「三河武士」についての解説も充実しています。