模造刀

模造刀を購入しよう!

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「模造刀」は、真剣である本物の日本刀に比べて手軽に購入することができます。価格が手頃であり、お手入れも簡単。また、真剣を所持するためには欠かせない「銃砲刀剣類登録証」も必要ありません。憧れの刀を気軽に部屋に飾れるのも魅力です。では、実際にはどこで買うことができるのでしょうか。具体的な購入先の選び方や、入手方法を見ていきましょう。

模造刀はどこで買える?

模造刀の購入における違法性

はじめに知らなければならないのは、模造刀を購入するときの注意点です。

模造刀の見た目は真剣にそっくりですが、素材が違います。真剣が「玉鋼」(たまはがね)を原材料とするのに対して、模造刀は亜鉛合金や、ジュラルミンなどのアルミ合金で作られており、刃がありません。

しかし、模造刀が鉄やステンレスなどの鉄合金で作られているとしたら、現状では刃がなくても、研げば容易に刃を持たせることができ、殺傷能力を得られるため、「銃砲刀剣類所持等取締法」(銃刀法)に違反してしまいます。そのため、購入前に素材を確認することが大切です。

また、外へ持ち出す際にも注意が必要となります。抜き身で携帯するのは、もちろん厳禁。たとえ(さや)に収めた状態でも、まわりの人は真剣か模造刀かの区別が付かないため、不安を煽ってしまいます。模造刀を携帯する際には、しっかりと袋に入れましょう。梱包してあれば、「携帯」ではなく「運搬」と認められ、法律違反にはなりません。

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模造刀の購入先・選び方・注意点

模造刀を買う方法としては、主に次の4つがあります。

  1. 刀剣商などの専門店
  2. 模造刀を扱う商店
  3. インターネットなどの通販
  4. 雑誌・広告の通販
  • 刀剣商

    刀剣商

  • インターネット通販

    インターネット通販

いずれも購入する目的に合わせて選ぶことが重要です。

例えば、居合道(いあいどう)など武術の稽古に用いるのであれば、取り扱いのある刀剣商や販売店に相談してみましょう。使用者の手のサイズや形、腕の長さに適した模造刀を選ぶことができます。居合の稽古に使う「居合刀」は、強度が高くなければならないため、実物を手に持って確かめてみる方が間違いありません。

一方、部屋に飾って楽しみたいという場合は、インターネット通販や、雑誌・広告の通販で選ぶのもおすすめです。

上杉謙信」の愛刀「山鳥毛一文字」(やまとりげいちもんじ)や、「豊臣秀吉」が所持した「一期一振」(いちごひとふり)など、人気武将ゆかりの名刀をイメージした模造刀を購入することができます。(こしらえ)まで武将の愛刀を模して作られているのもファンには嬉しいポイントです。

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模造刀と刀剣商

刀剣商で模造刀を購入するメリット

刀剣商で模造刀を購入する一番のメリットは、やはり実物を直接観て、触れられること。持ち方や、扱い方、お手入れ方法についてもお店の方にレクチャーしてもらえます。

さらに専門家の視点から、どんな模造刀を選ぶのがベストか提案してもらえるのも大きなメリット。疑問点などあれば何でも質問してみましょう。

また、既製品ではなく、希望に合った模造刀を制作してもらうこともできます。その場合も専門知識を持ったお店の方が詳しく教えてくれるので心配はいりません。

刀剣商によっては、模造刀の取り扱いがない店舗もありますので、事前に確認することをおすすめします。

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日本全国の刀剣商(刀剣買取・販売店)リンクを一覧でご覧頂けます。

刀剣商で模造刀を購入するデメリット

刀剣商で購入するデメリットがあるとすれば、店舗が近くにない場合です。遠隔地の刀剣商へ実際に足を運ぶのは簡単ではありません。

また、営業時間が決まっているため、たとえ近くに刀剣商があっても、仕事などの都合で、その時間内に訪れることができないといったケースもあります。

そんなとき、強い味方になってくれるのが通販です。地元に刀剣商がないと言う方は、通販サイトをチェックしてみましょう。

模造刀と通販

通販で模造刀を購入するメリット

インターネットの通販サイトの他、日本刀の専門誌や日本史関連の雑誌などの巻末広告でも、模造刀が紹介されています。

通販で模造刀を購入する大きなメリットは、遠隔地にある店舗の商品も簡単に手に入れられることです。自宅にいながら、24時間365日、好きなときに買うことができます。しかも、購入した模造刀を自分で持ち帰る必要もありません。また、多くの通販サイトを比べて観ることができるので、じっくりと好みの模造刀が選べます。

例えば、オンラインゲームの「刀剣乱舞」でも有名な、「三条宗近」(さんじょうむねちか)作「三日月宗近」の模造刀を購入したいときは、号の由来にもなった刃文の一種「打ちのけ」が再現されているのかどうかは重要なこだわりポイント。拵のバリエーションも豊富にあり、選ぶ楽しさが味わえます。

オークションサイトでは、思わぬ掘り出し物を格安で購入できる可能性もあるため、こまめにチェックすると良いでしょう。

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通販で模造刀を購入するデメリット

通販のデメリットと言えば、実物を手に取って観られないことではないでしょうか。模造刀の本当の大きさや重さ、手に持った感覚は、画像からは伝わってきません。画像だけでは細かな部分まで観ることができないのも不安要素のひとつです。

「間違いなく発送されるのか」、「画像で観た通りの高級感がある1振なのか」など、手もとに届くまでやきもきさせられるのもデメリットと言えます。どうしても不安が拭えないときは、販売元に問合せを。丁寧に答えてくれる店舗なら安心です。

模造刀とふるさと納税

ふるさと納税で模造刀をゲット!

刀剣商などの販売店や通販での購入以外にも、模造刀を手に入れる方法があります。それは「ふるさと納税」を活用する方法です。

ふるさと納税とは、自分で選んだ自治体に寄付ができる制度のこと。「納税」とありますが実質的には「寄付」であり、この寄付金額を現在居住する地方自治体に申請すると、2,000円を超える寄付金分について、所得税の還付と住民税の控除が受けられる仕組みです。自分自身で寄付金の使い道が指定できることが特徴となっています。

また、寄付先の自治体から地域の名産品などの「返礼品」がもらえるのも大きな魅力。返礼品には、地域特産のグルメから、日用品や家電製品、商品券まで多岐にわたり、地域の個性が表れています。

そんな返礼品のなかに、模造刀が含まれている自治体があるのです。どの自治体が、どんな模造刀を扱っているのか、詳しく見ていきましょう。

返礼品として模造刀を扱っている自治体

ふるさと納税の返礼品として、模造刀を扱っている自治体は、岐阜県関市、岐阜県関ケ原町、静岡県磐田市が挙げられます。

岐阜県関市

鎌倉時代に興った「関鍛冶」の伝統を持つ岐阜県関市は、現在も「刃物のまち」として有名です。

返礼品のなかには、関鍛冶を牽引した「関の孫六」(せきのまごろく)こと2代「兼元」(かねもと)の作品をもとにした模造刀をはじめ、関市のある美濃(現在の岐阜県南部)ゆかりの戦国武将「織田信長」や「明智光秀」モデルの模造刀も揃っています。

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岐阜県関ケ原町

岐阜県関ケ原町は、1600年(慶長5年)に起こった「関ヶ原の戦い」の舞台となった土地です。

返礼品の模造刀には、関ヶ原の戦いで相対した「徳川家康」と「石田三成」モデルの他、関ヶ原の戦いには直接かかわってはいませんが、戦いの遠因である豊臣秀吉や、地元岐阜県を拠点とした織田信長のモデルもあり、注目を集めています。

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  • 岐阜関ケ原古戦場記念館
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静岡県磐田市

静岡県磐田市がある静岡県西部は、かつて遠江(とおとうみ)と呼ばれ、戦国時代には今川氏武田氏、そして徳川家康が支配権を争いました。

そんな磐田市が扱う返礼品の模造刀は、名前や家紋などを入れることができる「彫刻模造小太刀」です。2019年(令和元年)に行なわれたラグビーワールドカップで、日本代表が対戦相手に贈ったことから話題になっています。

この他には、2018年(平成30年)に香川県丸亀市が、脇差の名作で号の由来に不思議な逸話を持つ「にっかり青江」の模造刀を用意。日本刀ファンからの高い関心が寄せられました。

模造刀と博物館

模造刀が買える施設と「名古屋刀剣ワールド」

真剣の日本刀が購入できる博物館・美術館は、岡山県瀬戸内町の「備前おさふね刀剣の里 備前長船刀剣博物館」や、岡山県倉敷市の「倉敷刀剣美術館」などがありますが、模造刀を扱う施設は、岐阜県関市の「岐阜県刃物会館」などで、全国的にも数は多くありません。

そこで、名古屋刀剣博物館「名古屋刀剣ワールド」(愛知県名古屋市中区栄)では、刀剣ファンの方々に、より日本刀に親しんでもらえるよう模造刀の逸品を取り揃えました。

逸品中の逸品として、刀剣ワールド財団が所蔵する、「太刀 銘包永(金象嵌)本多平八郎忠為所持之」と、「短刀 銘備州長船住長義」(名物大坂長義)という2振の名刀をもとに、オリジナル模造刀を制作。模造刀としては高価なこの2振は、それだけに出来栄えもすばらしく、真剣の日本刀と見まごうばかりの鋭利な美しさと存在感が、日本刀ファンの心を惹き付けています。

また、オリジナル以外の人気作も出揃っており、剣豪「宮本武蔵」(みやもとむさし)の愛刀「和泉守藤原兼重」(いずみのかみふじわらかねしげ)や、「新選組」の局長「近藤勇」(こんどういさみ)の愛刀「長曽祢虎徹」(ながそねこてつ)、副長「土方歳三」(ひじかたとしぞう)の愛刀「和泉守兼定」(いずみのかみかねさだ)などの模造刀は見逃せません。

さらに、人気武将ゆかりの名刀をモデルとした模造刀も充実。上杉家に仕えた智将「直江兼続」(なおえかねつぐ)の愛刀「備前国長船住兼光」(びぜんのくにおさふねじゅうかねみつ)や、勇将「真田幸村」(さなだゆきむら)の愛刀「千子村正」(せんじむらまさ)、織田信長の「へし切長谷部」(へしきりはせべ)、徳川家康の「ソハヤノツルキウツスナリ」など、バラエティ豊富です。

名古屋刀剣ワールドで歴史ある日本刀を鑑賞したあとに、優れた模造刀を手に取って、コレクションに加えてみてはいかがでしょうか。稀代の名刀を我が物とした、戦国武将の気分を味わうことができるのです。

公益財団法人日本美術刀剣保存協会【ハートマークショップ】名古屋刀剣ワールド ミュージアムショップ
ネット通販サイトでは、刀剣にまつわる歴史品(模造刀・グッズ)が購入できます。
  • 土方歳三のエピソードや、関連のある刀剣・日本刀をご紹介します。

  • 刀工「長曽祢虎徹」の情報と、制作した刀剣をご紹介します。

  • 刀工「和泉守兼定」の情報と、制作した刀剣をご紹介します。

  • 刀工「村正」の情報と、制作した刀剣をご紹介します。

  • 直江兼続のエピソードをはじめ、それに関係する人物や戦い(合戦)をご紹介します。

  • 真田幸村のエピソードをはじめ、それに関係する人物や戦い(合戦)をご紹介します。

  • 上杉家の来歴をはじめ、ゆかりの武具などを紹介します。